|
|
すてき1−11
|
|
其の四
ここからは、搾ったあとの違いです。
まずは
おりがらみ
一般的に、搾りたての酒には
滓(おり)(酒かす)があるので、
これを除去する作業が入ります。
(=滓下(おりさ)げ・滓引(おりび)き)
ですが、これをしていないおりがらみは
・うすにごりで
・旨味があります。
(「にごり」よりは透明です)
?これはおりがらみか、そうじゃないかだけ?
そうです。
無濾過(むろか)
さて、上の工程で滓を除いたわけですが……
それでもまだ、
細かい滓などが残っているので
濾過(ろか) をします。
これをすることによって、
・細かい滓や雑味を取り除き
・無色透明の液体に近づける
ことができます が、
これをしていない無濾過は
・山吹色で
・本来の味わいに近い
ものを楽しめます。
?これも無ろかかどうか?
そうです。
原酒(げんしゅ)
こうしてできた日本酒は、だいたい
20%程のアルコール度があります!
??でも、どれも15〜16%ですよ?
おっ、するどい!
そう、このような原酒は
・味が濃いめでしっかりしています
が、
・アルコールが高く、少々飲みにくいので
水を加えて
(=割水(わりみず)・加水(かすい))
・アルコール度数を下げ、
・おいしく飲みやすいように
調整します。
んじゃこれも原酒かどうかだ!
そうです。
|
|