☆石垣
ほーっ それにしても、
近くで見るとすごいはくりきですね〜
(ぺす☆ぺすっ)
薄力? あぁ、迫力ね
―――石垣は、石の加工状態で
だいたいの時期がわかるんだよ
(はっ!) (すと)
知ってますよ!下の方が古いんでしょう
(うごうご)
それは地層。
ごちそう? (すちゃっ)
加工の仕方は大きく、
3つに分けられるよ。まず、
[野面積(のづらづみ)/
野石積(のいしづみ)]
自然の石を加工せず
そのまま積んだもの。
☆短所…足場になるところが
できてしまうので敵に登られやすい。
見た目が無骨?
☆長所…排水性が良く頑丈。
バラバラの石を積まなくっちゃ
いけないから高度な技術がいるよ!
[打込接(うちこみはぎ)]
石垣の表面部分を平らにしたり、
接合面を削って隙間を減らしたもの。
☆長所…野面積(のづらづみ)より高く、
急勾配なものを築ける。
☆短所…
排水性が野面積(のづらづみ)より劣る。
排水設備が必要。
(隙間には小石を詰める)
[切込接(きりこみはぎ)/
切石積(きりいしづみ)]
整形した石を隙間なく計画的に
積みあげたもの。
☆長所…足場になるところができにくい。
見た目が整然としている。
☆短所…排水性が悪い。
排水設備が必須。
に分けられるよ
[初期は野面積(のづらづみ)、
関ヶ原の戦い頃〜
打込接(うちこみはぎ)、
江戸時代〜切込接(きりこみはぎ)が
主流になる。]
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