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すてき7−3
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また、「朝賀」の制度の始まった
646年には政治的な伝令書を
届けるための「飛駅使(ひえきし)」
制度も始まっていることから、
平安時代にはもう上流階級の間で
年賀の挨拶状のやり取りがなされて
いたと見られているよ
ひぇきし?
!くさめ くさめ!
くしゃみじゃないよ
ぺんちん日和21 参照
とはいえ、飛駅使制度が定められた
時点で、既に書状による年始の挨拶
がなされていたとする説も有力だよ
ぬ 鶏が先か、卵が先か
それが問題ですね ※シェイクスピア
む そういえば『明衡(めいごう)往来』*
には年始の挨拶文も記されていたな
*学者・藤原明衡
(ふじわらのあきひら989〜1066)著。
『雲州消息』『雲州往来』とも)
何ですかそれ?
(May I go? All right!)
これは平安後期に成立したとされる
現存する日本最古の往来物、
つまり書簡文例集だね
戦国時代以降になると武将が
記した年始の挨拶状が
多く現存しているし、
江戸時代にもなると飛脚制度も
広く普及し、遠方などで直接挨拶
できない諸大名同士や将軍へ、
略儀として挨拶状が増加
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