天守(閣)(てんしゅ(かく))
ヨーコソ!
えーと…
天守(閣)(てんしゅ(かく))は城の
メインの櫓(やぐら)のことです
へっ?! やぐら?…って、
さっきのと同じ?
うん、普通は殿様の住まいは、
別の所にあるよ
[御殿(ごてん)]というが、
現存もしくは復元されている
ところはごく僅(わず)か…なので、
認知度は低い。
あ、これは天守(てんしゅ)に
限らないけど、
屋根の破風(はふ)
(屋根の妻(つま)部分につく飾り)の
形状はよく案内板などで
触れられているからちょっと
見てみよう
まず、見分けるのが一番簡単な
(と思う)
[唐破風(からはふ)]
装飾的な要素が強い曲線状の
破風(はふ)。神社でよく見られる。
弓を横に倒したような形。
そしてちょいとややこしいのが
この三つ
???
[入母屋破風(いりもやはふ)]
櫓(やぐら)の最上部の屋根は
基本的にこれ。寺院などに多い。
[千鳥破風(ちどりはふ)]
基本的に装飾目的。
屋根の斜面に設けた小さな
三角形の破風(はふ)。
[切妻破風(きりつまはふ)]
「介」の字のような形が特徴。
見分け方だけど、
[切妻破風(きりつまはふ)]
まず、ここの壁面が平らなものが
切妻破風(きりつまはふ)
[千鳥破風(ちどりはふ)]
次に、人のこのすそ部分が
下の屋根にめり込んでるのが
千鳥破風(ちどりはふ)
[入母屋破風(いりもやはふ)]
最後に、このすそ部分が
軒先(のきさき)まで伸びている
のが入母屋破風(いりもやはふ)
[比翼(ひよく)○○破風(はふ)]
二つ並んだものを
「比翼(ひよく)○○破風(はふ)」
というよ
↑これは比翼千鳥破風
(ひよくちどりはふ)。
ひよこ…?
…これ全部、おぼえた方が
いいの??
いっぱいあってむずかしい…
いちいち変えなくてよろしい
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