[酒豪邸]※豪邸ではない (どんより)
[強豪]うっ!古傷が……
[ぺんちん]ほっ
[酒豪]んっ
〜〜〜っ かゆいっっ! (ばりばりばりばり)
へっ
え ι
ふう ――― 一雨来そうだな
かっこいいですね!
そうかなあ ι
「古傷が痛む」ならよく聞くけどさ
ぬっ?私は昔からかゆくなるのだが―――
なぜだ?
えーっと… 知らないよ ι
これにはいろんな説があって……
・表面上は完治していても、
下層の組織は元通りではない
大きな負荷がかかったことにより、
毛細血管の本数が少なくなり、
血液が流れにくい場所となって
しまっているため、
血流が悪くなったり、刺激を受けたり
することで痛みを感じる
・傷は治っているのに痛みだけは残る
長時間にわたって痛みが続くと、
痛みが脊髄や脳に記憶されてしまうため
そして、いわゆる「天気痛」だけど、
気圧が下がることによって
交換神経が刺激され、
・痛み・かゆみ・熱・腫れを引き起こす
物質が分泌される
(痛み・かゆみを引き起こすヒスタミン、
痛み・熱・腫れを引き起こす
プロスタグランジンなど)
・血液の循環が悪くなる物質が分泌される
(血管収縮作用のあるノルアドレナリン)
……というわけ
そいつのせいか!
(ばりばりばりばり)
かいちゃダメ!
……かきすぎて痛いぞ〜
古傷、おそるべし!
また、「天気が崩れると痛くなる」という
先入観・ストレスにより痛くなるという
ケースもあるそうです
対処法としては
・お風呂にゆっくり浸かる、
マッサージやストレッチなどで
身体を動かすなどして血行を良くする
・湿度は低めにして発汗を促進
・むくみの原因となる塩分・水分を
取り過ぎないように など
む… ではひとっ風呂浴びてくるか
お背中流しますー
(てすてすてすてすて)
(かぽーん…)
ぎゃーっ かきすぎたところが沁みるぞーっ
! ……古傷、おそるべし!
[おしまい。]
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