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ぺんちん日和 30
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[ジャンボサイズたこやき (うまい)]
ぬっ!? じゃむぼだと?!
酒豪よ!
あれを食うぞ! (金出せ!)
[強豪] ダッ カラコロ
わーい
[ぺんちん] てすてすてすてすて
[酒豪]
んっ いいけど……
はい お待たせー
ぬっ?
うほう おっきーですね!
おいおやじ!
これのどこがじゃむぼなのだ!
誇大広告も甚だしいわ!
えっ
―――ああ、ジャンボは元々、
一頭のアフリカ象の名前で
そこからジャンボ=大きいという
意味が広まったんだよ
ほっ
ジャンボの略歴
@1861年に旧スーダン(現マリ共和国)で生まれ、
Aその後パリ植物園付属の動物園へ。
Bさらに1865年にはロンドン動物園に移され、
ここでは子供たちを乗せる実演で
有名になります。
ロンドン動物園で飼育されていた時に、
アフリカを連想させるスワヒリ語の挨拶*である
「ジャンボ」という名を飼育員が付けたとのこと。
*観光客や外国人向けに使われる
おはよう・こんにちは等を表す挨拶。
C1882年、「地上最大のショウ」で知られる
米国のバーナム・アンド・ベイリー・サーカスに
売り渡される。
サーカスの所有者、P.T.バーナムによる
「世界一大きなゾウ」という喧伝で一躍有名になり、
ジャンボ=大きいと言う意味が浸透しました。
D1885年、カナダのオンタリオ州セントトーマスの
駅構内で機関車に衝突され死亡。
バーナム談:
ジャンボは機関車に気づかず線路に
立ち入った同サーカスの若い象をかばって
機関車と衝突したのだ。
現在、事故現場には1985年
(ジャンボの死から100周年)に建てられた
実物大の像が立っています。
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